研究内容

研究室紹介

当研究室は、天然材料から抽出する多糖ナノファイバーを用いた「モノづくり（材料開発）」および「コトづくり（解析技術や活用法などの価値開拓）」を研究対象としています。

セルロースやキチンなどの天然多糖高分子は、人工的に合成できない特殊な伸び切り鎖結晶構造を持つバイオナノファイバーとして生合成されます。当研究室では、光・力・熱といったエネルギー伝搬を制御する高機能な新材料の開発を目指し、ナノファイバーの表面化学構造の制御や有機・無機材料との複合材料化や、先進解析技術の開発に取り組みます。セルロースやキチンという歴史ある工業材料を基軸とし、ミクロの化学構造からマクロの機能物性まで一貫した材料設計を通して、未来のユーザー体験を意識した「価値を生み出す」エンジニアリング研究を目指しています。

研究はワクワク感を具現化する作業です。日々の細かい作業を行いながら、その先のワクワクを一緒に実現しましょう。